News Release

2013.10.31

「認定こども園法改正」の影響で「幼稚園教諭」資格の資料請求数が前年同月比260%増

法改正後に新たに配置される「保育教諭」を視野に入れ、特例制度を活用した保育士・幼稚園教諭のダブル取得を目指す方が増える見込みです。

株式会社パセリが運営する、資格/資格取得情報サイト【BrushUP学び】( http://www.brush-up.jp/ )は、2013年9月の幼稚園教諭の資格資料請求数が前年同月比260%増だったことをお知らせいたします。
幼稚園教諭の資格資料請求数が急増した要因の一つに、2014年から施行される「認定こども園法改正」による影響が考えられます。

▼以下、【認定こども園法改正に伴う幼稚園教諭免許状及び保育士資格の取得の特例について】(内閣府)より抜粋

○認定こども園法の改正により、「学校及び児童福祉施設としての法的位置付けを持つ単一の施設」として、新たな「幼保連携型認定こども園」が創設。

○新たな「幼保連携型認定こども園」は、学校教育と保育を一体的に提供する施設であるため、その職員である「保育教諭」については、「幼稚園教諭免許状」と「保育士資格」の両方の免許・資格を有していることを原則としている。

○一方、幼稚園・保育所で働く幼稚園教諭・保育士のうち1/4程度は、いずれかの免許・資格で勤務している。新たな「幼保連携型認定こども園」への円滑な移行を進めるため、改正認定こども園法では、施工後5年間は、「幼稚園教諭免許状」または「保育士資格」のいずれかを有していれば、「保育教諭」となることができるとする経過措置を設けている。

○経過措置期間中に、保育所または幼稚園における勤務経験を評価することにより、もう一方の免許・資格取得に必要な単位数等を軽減する特例を設け、免許・資格の併有を促進する。

 (1)保育士としての勤務経験を評価し、幼稚園教諭免許状の取得に必要な単位数を軽減
  (※整備法により教育職員免許法について、所要の改正が行われた。今後教育職員免許法施行規則を改正予定)

 (2)幼稚園教員としての勤務経験を評価し、保育士資格の取得に必要な単位数を軽減

平成25年10月より、すでに各大学にて募集は始まっており、申請は平成26年以降に教育委員会などの準備が整い次第、受付が始まる予定となっています。

■認定こども園とは?
認定こども園とは、幼稚園や保育所等が教育と保育の両方の機能を提供するとともに、子育て支援事業を行う施設のことです。(東京都福祉保健局より)幼保一体化の政策の中で、待機児童の問題を解決するべく、定員割れする幼稚園を活用し、保育所として利用できる施設の数を増やすための取り組みとして推進されてきました。

■認定こども園のこれまでの課題
これまでの認定こども園では、一つの園であるにもかかわらず、幼稚園と保育所についてそれぞれの法律に基づく認可が必要であったこと、保育士と幼稚園教諭の業務の範囲なども異なることなどから、園の運営に課題を抱えるケースも多く、設置園数も目標には到達していませんでした。

認定こども園促進のために「保育教諭」が必要とされています。

幼保一体化の政策の中で、待機児童の問題を解決するためこれまで取り組まれてきた認定こども園ですが、現場においては、幼稚園と保育所の両立における運営上の課題がありました。
今回の法改正では、より認定こども園を促進するため、「幼保連携型認定こども園」という、学校教育と保育を一体的に提供する施設が新たに創設されます。

それに伴い、今後活躍が期待されているのが、新たに配置される「保育教諭」と呼ばれる教員です。保育教諭とは、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を持つ教員です。

幼稚園教諭の資格資料請求数は前年同月比260%増。保育士は前年同月比130%増で、人気ランキング2位になっております。経過措置期間中に「保育教諭」を目指し、幼稚園教諭と保育士、両方の資格を取る人が増えることが予想されています。

 

 

<2013年9月の人気資格ランキング>  (『BrushUP学び』2013年9月の資料請求数調査)

1位:介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)※
2位:保育士(前年同月比 130%)
3位:医療事務(前年同月比 114%)
4位:ネイル(前年同月比 69%)
5位:リンパドレナージュ(マッサージ)(前年同月比 108%)
6位:簿記(前年同月比 186%)
7位:調剤事務(前年同月比 188%)
8位:ベビーマッサージ(前年同月比 557%)
9位:食育(前年同月比 90%)
10位:心理カウンセラー(前年同月比 65%)

※幼稚園教諭は35位(前年同月比 260%)
※介護職員初任者研修は、2013年度の資格制度改正によってホームヘルパー2級にかわる新しい資格です